私は残念ながら^^:
あまり本などで予習勉強するタイプではないので、
実際、現地に来てから初めて気づく事って多いのです。
些細な問題点を発見しては、(げっ...)
そして、
些細な問題を解決しては、(やったーーー!!)
そして、又
些細な問題点を発見...
南アの物流の悪さをあまり知らなかったので
始めは画材屋さん+画材の質と量と値段のリサーチをしました。
前回の個展は、子供のアートスペースでの制作も兼ねてだったので、
子供にも安全な日本製の特殊な水に溶ける油絵の具を使用してました。
ここにも同質の絵の具が見つかったけど、値段がとにかく高い事にびっくり。
(*南アに売ってる画材は国の物価からすると高いです。)
経費削減も兼ねて、『普通の油絵の具と水可性油絵の具を混ぜれますか?』
という私の質問に『ん〜わからない』と首をかしげてしまったので、
今持ってる画材と現地で手に入る画材の性質と混合のリサーチをしました。
水に溶ける油絵の具+普通の油絵の具
10% 30% 50%...+90% 70% 50%...
90% 70% 50%...+10% 30% 50%...
水に溶ける油絵の具用の水可性加熱重合油+普通の油絵の具の用のテレビン油/アマニ油
10% 30% 50...+90% 70% 50%...
90% 70% 50%...+10% 30% 50%...
ほぉ、ほぉ...
地味〜〜な実験の結果がでました。
基本ルールは、
水可性は全て油と混ざるけれど、30%以上油性を混ぜると一切水が使えないという事。
水可性/ミキサー(水可性加熱重合油)>油性/ミキサー(テレビン油/アマニ油)
=水可性が多ければ多いほど、乾きが早い
水可性/ミキサー(水可性加熱重合油)<油性/ミキサー(テレビン油/アマニ油)
=油性多ければ多いほど乾きが遅い
という結果でした。
*油絵の具の色でも変化有り
皆さんも興味があったら是非お試して下さいね(笑)